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境内のご案内
境内神苑
26,506平方メートルの境内には、樹齢450年余りのふじ(市指定名木)、幹径1m、棚の広さ330平方メートル、花房1.5mにおよぶ稀有の名木と樹齢100年余りの数百株の平戸つつじ。春の新緑、秋の紅葉は荘厳な社殿とともに清遊をかねた霊地です。なお本宮山奥宮まで6kmの登拝路は、一日の家族ハイキングコースとして快適です。
1 記念碑
2 萬年橋(県指定文化財)
3 藤棚
4 手水舎(ちょうずや)
5 西寒多神社 社務所
6 観音堂
7 鳥居
8 札所
9 厳島神社
10 鬼の歯形石
11 合併社
12 神楽殿
13 西回廊
14 東回廊
15 拝殿
16 精霊殿
17 西寒多神社 本殿
18 神庫(市指定文化財)
19 菅原社
20 大分社
21 本宮山登山口
22 相撲場
23 繰生社
24 旧神宮入口門扉
25 遥拝所
2 萬年橋
県指定文化財
・指定 昭和55年4月8日
Mnannen Bashi(Stone Bridge)
軽快で美しい弧線を描く、太鼓橋とも呼ばれる石造単アーチ橋です。全長23メートル、幅3.85メートル。11メートルの径間に対してアーチの長さが3.8メートルと低く、アーチと路面の間も狭いのが特徴です。江戸時代末1862年(文久2)、延岡藩寒田村の庄屋佐藤氏らが発起し、大野郡柴生田村(現在の豊後大野市千歳町)の石工後藤氏らによって同年完成しました。
10 鬼の歯形岩
その昔、霊山には恐しい鬼が住んでいました。鬼たちは麓に降りてきては村人に悪さばかりしていました。
ある時、天照大御神を祀る巫女の親子が本宮山にやって来て、毎日お祭りをしていました。霊山に住む鬼たちにとって、祭りの音は嫌な音でした。
鬼は親子を取って食おうとしましたが、母親が霊山から本宮山まで、一晩で橋をかけられたら食べられましょうと無理難題の約束をさせました。
ところが鬼たちは、一晩で橋を完成させかけたため、あわてた親子は手ミイを叩き、鶏の鳴きまねをしました。すると鬼たちは朝が来たと思い残念がって歯で石を噛み投げました。
そして鬼たちは霊山から居なくなってしまいました。この歯型石は、その時の石とされています。